国の木材振興施策と助成制度

林野庁の助成事業について

JAS構造材実証支援事業

JAS構造材活用宣言事業における登録事業者が、低層の戸建ての居住専用住宅・事業用併用住宅を除く建築物(施主が国以外)において、構造部分にJAS構造材を利用することを通じて、設計、調達、施工時等におけるJAS構造材の利用に関する課題の抽出、改善策の提案などを行った事業者に対し、その木材の調達費の一部を助成する事業です。(他の助成事業との併用をお考えの場合は、併用可否を必ず確認してください)
下記の事業サイトにてメールニュースにアドレス登録しておくと、最新の情報が配信されます。

» 詳しくはJAS構造材実証支援事業のサイトをご覧ください

外構部の木質化対策支援事業(外構実証型事業)

これまで木材利用が低位であった施設等の外構部の木質化により、木製外構の認知度の向上や木製外構に関連する知識の普及並びに情報の収集等の取組を支援することにより、木材の新たな需要を創出することを目的とするもので、実施した事業者に助成する事業です。(他の助成事業との併用をお考えの場合は、併用可否を必ず確認してください)
下記の事業サイトにてメールニュースにアドレス登録しておくと、最新の情報が配信されます。

なお、事前申込の期間は、令和6年5月27日(月)から5月31日(金)です。

» 詳しくは外構部の木質化対策支援事業(外構実証型事業)のサイトをご覧ください

都市における木材需要の拡大事業

都市部での木材需要の拡大に向けて、建築事業者(施工者)等に対して、次の内容に助成する事業です。

  1. 木質耐火部材等の利用、
  2. JAS構造材の利用、
  3. 内装部材への木材製品の利用、
  4. 木製サッシの利用

(他の助成事業との併用をお考えの場合は、併用可否を必ず確認してください)

事業申請には
1. 「宣言事業」の登録が必要となります。
 ・事業申請年度を初年度とする3カ年について各年度の目標設定が必要
 ・既に登録済の宣言事業者も宣言の更新が必要
 ・本年度からは、「JAS構造材活用宣言」の登録事業者であっても、改めて「都市木材利用拡大宣言」の登録が必要
2.木材サプライチェーンマネージメント支援システム「もりんく」( https://molink.jp/)の登録が必要となります。
3.本受付された建築確認申請書の写しや施主への確認事項が必要となります。

令和6年度事業は7月中の公募が予定されています。
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» 詳細は都市における木材需要の拡大事業のサイトをご覧ください

花粉症対策木材利用促進事業

「花粉症対策初期集中対応パッケージ」に沿って、スギ材の需要拡大に向けて、住宅分野におけるスギJAS構造材等の利用を促進していく。という趣旨の取り組みです。
中小工務店等が住宅分野においてスギ製品の利用を図るための取組みを行う場合に、それに必要な経費の一部が支援されます。公募対象の利用事業の内容は次の各項目について実施することです。

  1. スギ製品を構造材として利用する設計への変更に伴う構造安全性の検証
  2. スギ製品の調達に係る調整(調達先の変更や調達先との協議)
  3. これらの取組みの内容や花粉症対策としてスギ製品を利用する意義に関する建築主への説明

» 詳細は花粉症対策木材利用促進支援事業のサイトをご覧ください