木造軸組構法(在来工法)の住宅は、土台の上に建てた柱、梁、桁、筋交いなどの骨組で構成されます。上からかかる垂直の荷重は、柱、梁などの縦と横の部材で支え、地震や強風などといった水平にかかる荷重は、筋交いなどの斜めの部材で支えます。家の主要な部分は、細長い形状の製材で構成されており、柱や梁の位置と長さを、比較的自由に選べるので、他の工法に比べて自由度が高く、建築主の希望に添った間取りやデザインの住宅を建設する事が可能です。
構造材の部分的な交換なども可能なため、傷んだ箇所の補修や、住む人の好みやライフスタイルの変化に対しても比較的低コストで、増改築やリフォームを行うことができます。
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